SOTA 仏果山(JA/KN-017)/ DJ-G7初運用

神奈川県愛甲郡にある仏果山(標高747m)に登ってきました。宮ヶ瀬湖の東側に位置する山です。

アクセス

登山は電車・バスを使うことを基本方針としていたのですが、昨今の情勢から公共交通機関の利用は自粛すべきと思い、車で向かいました。「仏果山登山口」バス停付近にある「大棚沢広場」という駐車場に車を停めました。登山口もバス停のすぐ近くにあります。

仏果山(JA/KN-017)

f:id:komo-jp:20200406210507j:plain

登山口の案内板です。登山道に沿って登り、宮ヶ瀬越と呼ばれる地点で仏果山方面と高取山方面に分岐するようです。

f:id:komo-jp:20200406210627j:plain

宮ヶ瀬越(標高663m)です。時間に余裕もないことから高取山には寄りませんでした。仏果山までもうすぐだ。

f:id:komo-jp:20200406210709j:plain:w420

到着!

f:id:komo-jp:20200406210740j:plain

山頂は木々に覆われていますが、隙間から関東平野が一望できました。アマチュア無線運用のロケーションとしては申し分ないようです。

f:id:komo-jp:20200406210829j:plain

立派な展望台が設けられています。

f:id:komo-jp:20200406210914j:plain

山頂にはいくつかテーブル・ベンチが用意されています。一つをシャック用に拝借しました。

4月に入ったというのに、この日は気温が低くとても寒かったです...。寒さに震えながら運用していました。

今回でSOTAアクティベーションも4回目。まだまだ改善の余地はあるとは言え、だいぶオペレーションにも慣れてきたと思います。

DJ-G7の運用

今回、ALINCO DJ-G7というハンディ機を新たに持ち込みました。通常、ハンディ機といえば144/430MHzに対応したデュアルバンド機が一般的ですが、このDJ-G7は144/430MHzに加えて1200MHzにも対応したトリプルバンドのトランシーバーです。現在、各社から多数のハンディ機がリリースされていますが、1200MHzにも対応しているのは、このDJ-G7のみです。

技術的な関心から1200MHzを運用・経験したいと思ったことと、144/430MHzに加えて1200MHzにも対応することにより交信機会を増やしたいと思ったことが購入の動機でした。アンテナには第一電波工業の1200MHzにも対応しているSRH951Sを用意しました。

f:id:komo-jp:20200406210940j:plain

1200MHz帯はアマチュア無線において二次業務とされており、移動運用する場合の出力は1W以下と定められています。出力1Wというローパワーに35cm程度のホイップアンテナでまともに交信できるのか不安でしたが、何の問題もなく2局と明瞭な交信をすることができました。

昨年、ICOMからリリースされた1200MHz帯にも対応したVHF/UHF専用機 IC-9700のヒット以降、1200MHzのアクティビティが上がっているという声をよく聞きます。私もこれから1200MHz帯での運用を積極的に行っていきたいと思います。

使用機材 / 運用記録

■使用機材
・Rig : YAESU FT3D / ALINCO DJ-G7
・Ant : DIAMOND RH770 / SRH951S

■運用記録
・430MHz(FM): 8局
・1200MHz(FM): 2局