これまでトレーニングとして標高400m前後の低山を中心に登ってきましたが、だいぶ体も慣れてきたので段々と標高の高い山に挑戦していこうと思います。今回は東京都西多摩郡にある戸倉三山の一つ臼杵山(標高842m)に行きました。
アクセス
最寄りの駅はJR 武蔵五日市駅です。色々な山に向かう起点となっているようで登山客で賑わっていました。ここからバスで臼杵山の登山口に向かいます。
元郷から登る予定だったのですが、出発が遅れてその方面のバスを逃してしまいました...。初っ端から計画が狂ってしまったのですが、もう一つの登山口である荷田子に向かうバスに乗ることができました。
臼杵山(JA/TK-012)
少し迷いましたが、荷田子のバス停から少し歩いた所に登山口を見つけることができました。
登山口からしばらくは急な登り道が続きます...。
しばらくすると荷田子峠に着きました。ここでいう城山とは戸倉城山を指しているようです。 荷田子峠から先は一部の箇所を除いて比較的ゆるやかな道が続いており登りやすかったです。ただ、頂上までは距離がありますね。
ずっと木々の中を歩いて眺望はなかったのですが、突如開けた場所に出ました。
到着しました! バス停から頂上までの所要時間は2時間30分でした。
頂上はとても狭いです。邪魔にならないように端の方にシャックを設けます。
山頂は木々に覆われているのですが、隙間から関東平野が一望できます。無線運用のロケーションとしては最適です。
まず1200MHzから運用を行ったのですが、電波は受信できるものの雑音が酷くて聞き取ることができません。かろうじて1QSOはしたものの、その後も雑音は解消できずやむを得ず1200MHzでの運用は取り止めました。このようなことは初めての経験です。アマチュア無線において1200MHz帯は二次業務とされていますが、そのことと関係あるのでしょうか。
気を取り直して430MHz→144MHzと進めて行きます。1時間半ほどで9QSOを行い運用を終了しました。
帰りは元郷方面に向かいます。山頂から少し歩くと臼杵神社があります。養蚕の神を祀っているそうです。
だいぶ暗くなってきました。陽も短くなってきたので、これからのSOTA/登山は早め早めに行動していく必要がありますね。
山頂から元郷バス停までの所要時間は1時間40分でした。
元郷方面の登山道は険しく荒れている印象で、個人的には荷田子から登ることをお勧めします。帰りはバスの本数の多い元郷が良いと思います。
SOTA/登山の際はいつもAPRSの運用を行っているのですが、過去2回(筑波山と晃石山)は失敗していました。今回は原因が判明し正常に運用する事ができました。
使用機材 / 運用記録
■使用機材
・Rig : YAESU FT3D / ALINCO DJ-G7
・Ant : DIAMOND RH770 / SRH951S
■運用記録
・144MHz(FM): 1局
・430MHz(FM): 7局
・1200MHz(FM): 1局