SOTA 遠笠山(JA/SO-038)/ IC-705初運用

引き続きボーナスポイント狙いで標高1,100mを超える山を目指していきます。今回は伊豆半島にある遠笠山(標高1,197m)に行ってきました。初めての静岡での運用となります。

アクセス

JR 伊東駅から天城東急リゾートシャトルバスに乗り、終点の天城高原ゴルフコースで下車します。バス停から来た道を戻り方向へしばらく歩くと遠笠山登山口のゲートが現れます。

ただ、当日伊東駅のバス停で気付いたのですが、2021年1月4日から3月17日の間は伊東駅からハーヴェスト天城間の折返し運行となり、ハーヴェスト天城~天城高原ゴルフコース間は運休していました。例年この時期に運休しているのか、それとも今年だけなのかは分かりませんが、この時期に登られる方は事前に天城東急リゾートシャトルバスのホームページで確認しておくと良いと思います。

遠笠山(JA/SO-038)

自宅を出てから3時間、やっと伊東駅に到着しました。

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伊東は観光地だけあって駅周辺にはお店が充実していました。バスの出発まで時間がありますので、喫茶店で朝食を頂きます。

前述の通り、バスに乗る10分前くらいに伊東駅からハーヴェスト天城までしか行かず、ハーヴェスト天城から天城高原ゴルフコース間は運休していることに気づきます。遠笠山は諦めて、目的地を大室山か小室山に変更することも一瞬考えたのですが、事前の下調べが十分ではありません。

バスの運転手さんに聞くと、ハーヴェスト天城から天城高原ゴルフコースへはバスで10分くらいで、歩いていく人もいるとのことです。ハーヴェスト天城までバスで行き、そこから歩いて遠笠山を目指すことにしました。

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ハーヴェスト天城は道(遠笠山富戸線)から少し外れた場所にあるので、その一つ前のスカイヒルズ下で下車します。このまま道沿いに登っていきます。付近の案内板によるとここから天城高原ゴルフコースまでは3kmとのことです。

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遠笠山富戸線を歩くこと30分、遠笠山への登山口のゲートに到着しました。

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登山口に入ってからも道は整備されており歩きやすいです。スニーカーでも登っていけると思います。木や草木が白く見えますが、近くで見ると氷がついていました。

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登山口から35分で山頂に着きました。随分お手軽に登れますね。無線通信のロケーションとしては好立地のようで、大きな無線中継局が3~4局ほど建っています。

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天気は残念ながら曇り空でした。前日は非常に暖かかったのですが、この日は一転して気温が下がり山頂では4℃程度でした。また霧がかかっていたので、残念なことに展望は全くありません。

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東から強い風が吹いていてとても寒いので、建物に隠れてシャックを用意します。

まず430MHzから運用を開始したところ、これまで交信したことのない静岡県富士市や愛知県豊橋市の局とも交信することができました。伊豆半島まで来たので、箱根や富士山を避けて東海方面に開けていたおかげでしょうか。まさか愛知県まで届くとは思っていなかったので驚きました。

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今回、初めてIC-705を外に持ち出しましたので、144MHzのSSBによる運用も試みます。まだ勝手が分かっていなくて思うように交信ができませんでしたが、なんとか君津市の1局と交信することができました。

IC-705のSOTA初デビューとなりましたが、まだその機能を十分に使いこなせていません。当面は装備も簡素で済む144MHzのSSBで運用し、操作・運用方法の習熟を図っていきたいと思います。ただ、やはりちょっと重いですね。本体・ケース・マイクを合わせて1.3kgほどになります。少しでも軽くしたいので、今後、DJ-G7(マイク/ソフトケース含む重量:439g)をラインナップから外すかもしれません。

使用機材 / 運用記録

■使用機材
・Rig : ICOM IC-705 / YAESU FT3D
・Ant : DIAMOND RH770

■運用記録
・144MHz(SSB): 1局
・430MHz(FM): 6局