はじめに
2017年1月に転職し、丸2年が経過しました。
前職では長らく勉強を怠り、若い頃に懸命に勉強して積み重ねてきた貯金(知識・技術)で案件をこなすような日々を過ごしていました。転職に際しては、これまでの実績やCCIEの資格、または面接でのコミュニケーション能力等を評価頂き採用につながりましたが、私自身は昨今の技術トレンドに追いつけていない旧来型のスキルしか持ち合わせていないことを痛切に感じていました。
転職を機に、既存技術の復習と併せて、ネットワークエンジニアからサーバ周りまでをカバーするインフラエンジニアへ の脱却を念頭に勉強を行ってきました。今年もその方針に変わりはなく、継続してネットワーク・サーバ周りの技術習得に励んでいこうと思っています。
それらに加えて、今年から、Pythonによるプログラミングの学習を取り入れていこうと思っています。”Network Programmability and Automation”というのは、ここ数年ネットワーク業界で特に目にすることが多くなったキーワードかと思います。正直、私の業務ですぐに必要になる感じではないのですが、ネットワーク分野においてもプログラミングの比重が高まっていくのは間違いなく、その準備としてもPythonの学習に取り組んでいこうと思っています。
また、技術領域以外では英語学習にも力を入れていきます。昨年のタイ出張を機に英語学習の意欲が高まったこともあるのですが、自身の市場価値を高めるだけではなく可能性を広げる為にも必要と感じています。
私も決して若くはなく年々衰えを自覚するような年となりましたが、とは言え引退を考える歳でもない。むしろ、これからより一層頑張っていかなければならない時期だと思っています。今年も懸命に自己研鑽に励むつもりです。
2019年の方針と目標
1. 既存ネットワーク技術領域
長年携わっている分野でもあるので既にある程度の知識の積み重ねはあるのですが、忘れてしまっていることも多く、CiscoPressのRouting TCP/IP Volume I、及びVolume IIを読み返して復習をしたいと思っています。ただ、勉強しなければならない事が多い中、復習にそこまで比重を置くことはできないかもしれません。
Routing TCP/IP, Volume 1 (CCIE Professional Development Routing TCP/IP)
- 作者: Jeff Doyle,Jennifer DeHaven Carroll
- 出版社/メーカー: Cisco Press
- 発売日: 2005/10/19
- メディア: ハードカバー
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Routing TCP/IP, Volume II: CCIE Professional Development (2nd Edition)
- 作者: Jeff Doyle
- 出版社/メーカー: Cisco Press
- 発売日: 2016/09/12
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また今年担当する顧客が、Cisco WLC(Wireless LAN Controller)とAironet を大規模に導入しており、案件理解を深めるために無線LANに関する勉強を行うつもりです。こちらは業務に直結することもあり、疎かにできません。下記書籍で勉強を進め、併せてCCNA Wirelessも受験できたらと思っています。
CCNA Wireless 200-355 Official Cert Guide (Certification Guide)
- 作者: David Hucaby
- 出版社/メーカー: Cisco Press
- 発売日: 2016/01/03
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1-1. 目標資格
- CCNA Wireless
2. 既存サーバ技術領域
今年はLinuxに加え、DNS BIND等のサーバに関する学習を進め、独自ドメインを取得の上、既に契約済みのさくらのVPS上でサーバの構築・運用をすることを目標とします。インフラエンジニアとしてサーバ構築・運用の基本として押さえておくべき事柄であり、枯れた技術であることもあり、特に情報発信は考えていません。
できればLinuxだけではなく、Windows Serverの基礎知識も習得したいと思っています。これまで担当してきた案件で、Windows ServerのActive Directoryとの連携が必要になるケースがいくつかあり、企業ネットワークで使われているWindows Server、特にActive Directoryに関する基礎的な知識も習得できたらと思っています。
3. 新しい技術領域
新しい技術領域に取り組むためのベースとなる技術として、今年はPythonを通じてプログラミングを学んでいこうと思っています。効率よく学ぶため、いま流行りのオンライン学習、その中でもPythonオンライン学習サービスのPyQのコースを受講しようと思っています。
プログラミングは使わないと直ぐに忘れてしまう気がします。多少強引でも実務に結び付けて活用していきたいと思っています。
4. 非技術領域
前述の通り、自身の市場価値・可能性を広げていく為に、技術だけではなく英語にも力を入れていこうと思っています。まずは実践的な英語力の習得より、アピールしやすいTOEICの点数獲得に主眼を置きます。800点以上を今年の目標に設定し、3か月に1回の頻度でTOEIC試験を受けるつもりです。
4-1. 目標資格
- TOEIC 800点以上
ちょっと詰め込みすぎな目標で全て達成するのは困難かもしれませんが、コツコツと積み重ねて頑張っていきたいと思います。